ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

雪の中のムスカリに思うこと

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全国的に寒の戻りで、昨日から雪が降っているところが多いようですね。

 

 

 

ムスカリの上に雪

こちらも例外ではなく、やっと咲いた我が家のムスカリの上にも、雪が積もってしまいました。

 

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↑ これは今朝の5時半頃の写真です。

お弁当を作り終えて、空がやや明るくなってきたところで撮りました。

今シーズンは、早朝に雪が積もっている写真を、何度撮ったでしょうか。

咲いた花の上に雪が被ってしまうのは、4月1日以来、2度目です。

 

www.mamannoshosai.com

  

花の上に雪が被っていたけれど、可哀想なので、被っていた雪はどけました。

 

寒い土地なので、桜の上に雪が降ってしまう年も稀にありますが、今年は桜はまだ咲いていないので、早く散ってしまう心配は要らないと思っていました。

我が家の花壇も、昨年は球根を掘り上げる気力がなくて植えっぱなしになってしまったし、春が足踏みしているせいで、例年より花付きが遅めです。

そんな中、1輪だけ咲いてくれていた、可愛いムスカリ

嬉しかったんです。

ムス子ちゃん(*゚▽゚*)!

「息子」ではありませんσ(^_^;)。

「ムス子って言うなや( `ー´)ノ。」と言い捨てて、登校して行きました。

新学期早々、春休み課題のテストが続いているので、イライラモードなのです(^▽^;)。

 

なのに、せっかく咲いたムス子ちゃんの上に雪が…。

4月1日の雪を乗り越えて、枯れずに咲いていてくれたのに、追い討ちをかけるようにまた雪…(T ^ T)。

 

でも、ムス子は強い。

 

「あら?なんだか少し、今朝は涼しいわね。何かあったのかしら( ̄^ ̄)?」

 

とでもいうような風情……。

 

頭の上に雪が積もろうが、気にしなかったら、その現象は無いのと同じ(笑)。

 

カッコいいわ、ムス子ちゃん。

おばちゃん、見習いたい!

 

 

 

 

 

ムスカリの花言葉

調べてみると、ムスカリという名前は、ムスクの芳香から来ているようでした。

花言葉は、

  • 通じ合う心
  • 明るい未来
  • 夢にかける思い
  • 寛大な愛

 などなど……。

 

ヨーロッパでは青紫色は「悲しみ」を意味するため、ネガティブな意味の花言葉もあるようですが、「だからこそ悲しみから立ち直る」という意味で、 ↑ のようなポジティブな意味があるらしいので、こっちだけ覚えておくことにしようっと( ̄▽ ̄)!

 

うちのムス子ちゃんの凛とした姿から、気づいたことがあります。

 

 「私は、1輪でも、スックと立っている花が好き(しかも小さめで儚げだと、よりグッと来る)。」

ということです。

別に赤字で書くほどのことでもないんですけどね(^_^;)。

 

ネジバナの立ち姿

 

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ピンボケ~(^▽^;) 

 

我が家のネジバナが芽を出して、1人?でスクスク伸びていたころの写真です。

何に依存するでもなく……。

偉いわね、ネジ子ちゃん(*゚▽゚*)!

我ながらネーミングセンスが皆無( ̄◇ ̄;)。

 

雑草扱いされて抜かれたりもすることもある野草なのですが、私は、ネジバナは、強くて凛として可憐な、それでいて可愛らしい花だと思っています。

 

ネジバナの花言葉

ネジバナの花言葉も調べてみたら、なんと『万葉集』に関係がありました。

最近、『万葉集』がキテますね(*゚▽゚*)!

 

芝付の 御宇良崎なる 根都古草 逢ひ見ずあらば 吾恋ひめやも

(あなたの傍に居ることがなかったら、根都古草(ねつこ草=捩花ネジバナ)のようになるほどにあなたを苦しく思うこともなかったのに。)

(『万葉集』巻第14=3508番歌)

 太字は私、ママンによるものです。

 

ん、んま~!

こんなに可憐な花なのに、この歌は、やけに情熱的だわねっ(*ノωノ)。

……あ、それで、花言葉は何かというとですね(笑)、

 

  • 思慕

 

……まぁ(#^^#)……歌のまんまなのね。

 

『万葉集』については、「令和」の記事で言及、本の紹介などしています ↓ 。

 

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野草を愛でる人の本

日高敏隆さんという動物行動学者さんのご著書の中に、「ネジバナのような可愛い花も、土地開発などの時、雑草として抜かれてしまう」というようなことを嘆いた文章があります。

私は日高さんのご著書でネジバナの存在を知って、見つけると嬉しく思うようになりました。ネジバナを知るまでは全く目に入ってこなかったので、それまでの私の目には「雑草」と映っていたのでしょう。

でも今では、「ネジバナという可愛らしい花がある。」と知ったことによって、いたるところでネジバナが目に飛び込んでくるようになりました。

「知ること」って大事だなあと思います。

日高敏隆さんの文章は読みやすく入試でも頻出なので、お子さんがいらっしゃるご家庭には特におススメです(*^-^*)。

 

 

 

絵本の挿絵画家で有名なガーデナーであったターシャ・テューダーさんも、世間では雑草扱いされる野草でも、ご自分が綺麗だと感じた花は、庭に咲かせたままにしていらっしゃいました。

 

 

『Tasha's  Playful  Life   ターシャの楽しい生活』(ターシャ・テューダー展限定出版
ターシャ・テューダー展に行って、ゲットした本なのです(*^-^*)
には、次のように載っています。
 
 

アキノキリンソウは、ほとんどの人は雑草扱いするけれど、わたしはきれいだと思うのよ。

 

 

本当に自分が惹かれるものを大事にするターシャさんの生き方と、野草の凛とした佇まいは、似ていると感じます。

 

 

あ、そんなことをつらつらと考えていたら、雪がやんで、道路の雪が溶けてきました!

道路の雪が溶けたら、今日はスーパーと図書館に行ってきます。

 

これからの季節、我が家の小さなコンテナガーデンの小さな花たちが、どんな咲きっぷりを見せてくれるか、楽しみです(*゚▽゚*)!

 

今朝は、小さなムス子ちゃんとネジ子ちゃんから、元気をもらいました(*^-^*)。

 

 

 

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