ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

2019年の抱負「大目に見る」

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あぁ眠い。

夫は今日から本格的な仕事初めで、娘も部活でした。
息子もそろそろ学校が始まります。
早起きモードに戻していくため、いきなり4時半とは行かないまでも、今朝は6時半に起きました。

……いや〜、眠い( ).。o○

本を読んでも数ページで寝てしまうし、映画を観ても、半分以上は気を失ってて覚えてません(−_−;)。

子どものころ、自分の祖父母が、座ると条件反射のようにウトウトしていたのを思い出します。

当時は、

「どうしてお年寄りは、昼間っから寝てばかりいるんだろう?」

と心から不思議に思ったものですが、今ならその気持ちがわかります。

座るやいなや、寝ちゃうよね?
うんうん、そういうものよね。

寝落ちしてしまう時間がもったいないなと思っているのですが、「平均4時間睡眠」が体に刷り込まれてしまったのか、何時に寝ても4時間くらいで目が覚めてしまいます。

あれ?いっぱい寝れないって、単なる老化か(笑)?

何度寝落ちしたか数え切れないほど寝落ちしながら、年末年始に読んでいた本を、やっと読了しました。↓  

  

  

丸尾孝俊さんというその方は、ビジネスに成功した大富豪?でありながら、周りから「兄貴」と慕われています。

作家の吉本ばななさんも、丸尾さんを「兄貴」と慕う1人で、この本は「兄貴」の金言集であり、ばななさんの解説的なコラムがついています。

その中で私がいちばん心惹かれたのは、「大目に見る」というキーワード。

本についていた帯が、兄貴の考え方を端的にまとめていると思いましたので引用しますと、

人を選んだり、責めたり、追い詰めたりしない。大目に見よう

ということです。

しかし、言うは易し、行うは難し(−_−;)。

ばななさんも次のようにおっしゃっています。

私たちはキリキリした社会にいて、つい相手を追い込んでしまう。人を選んでばかりいる。 私にもたくさんそういうところがあった。自分も何回も人に責められ、追い詰められているうちに、おかしくなっていたらしい。 一度出会った人とは縁を切らないという考えをそのまま発展させていくと、大目に見るということになる、と兄貴は何回もくりかえした。

「大目に見る」って、自分の器が大きくないとできないことですよね。 相手を責めて、追い詰めて、気に入らなかったら、関係を切ってしまう方が簡単です。 でも、長く付き合っていこうと思ったら、お互いに大目に見合わないと無理ですもんね。

だからこそ、大目に見ることができる人のもとには人が集まり、集まった人たちは、のびのびと成長していくことができるでしょうね。

本のタイトルの『賑やかだけど、たったひとりで』は、兄貴の生き様を表している言葉なのだろうと思います。

人を選ばず、出会った人を大事にし、何かやらかしても大目に見るので、兄貴のもとには、兄貴を慕う人がたくさん集まります。

でも、兄貴はそこで、人を囲い込んだり、依存したりしません。常に人に囲まれて賑やかだけれど、別のフィールドへ旅立ちたい人のことは、快く送り出して応援してあげます。

もともと、人にいろいろ求めていないのだと思います。そして、まず自分が人の役に立ったり、恩返ししたりしたいと思っている。  

だから、あの人は自分にこうしてくれない、ああしてくれない、自分のもとから離れて行ったから許せない、などという発想がない。

自分からは人にいろいろしてあげるのだけれど、「だから同じくらいの熱量で自分のことを思ってくれないと嫌だ」などという幼稚さとは無縁なのでしょう。

自分で自分の面倒を見ることができる人なのですね。

年末年始に、こういうスケールの大きな人の生き方を知り、私の2019年の抱負に、

「大目に見る」  

「人に依存しない」

が加わりました。

しょっちゅう鬼だのなまはげだのになっている場合ではなかったですσ(^_^;)。

もともと、2019年の抱負は

「寝落ちする回数を減らす」

というふざけたものしか無かったので(苦笑)、素晴らしい抱負が見つかって良かったですヽ(´▽`)/。

まずは、今朝、職場へ持っていくものを玄関に用意していたにも関わらず、まるまる忘れて置いて行った夫を、大目に見ることにします。  

ワナワナ"(-""-)"

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