私は、人の日記を読むのが好きです。
あ、もちろん、盗み見するのが好きという意味ではありませんよ。
読まれることを前提に書かれて、出版されているものに限ります(笑)。。
最近、ずっと読んできた日記物の続編が立て続けに発売になり、忙しくてなかなか読めないけれど、少しづつ楽しんで読んでいるものがあります。
『毎日、ふと思う17 帆帆子の日記』シリーズ
浅見帆帆子さんの本は、息子がお腹にいるとき、友達から勧められて、『あなたは絶対!運がいい』という本を読んでから、日記もずっと読んでいます。
あなたは絶対!運がいい〈2〉夢の実現力―確信すれば思いはかなう
- 作者: 浅見帆帆子
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 単行本
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あなたは絶対! 運がいい3 誰でも思い通りの人生を生きている
- 作者: 浅見帆帆子
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 2018/03/28
- メディア: 単行本
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( ↑3は最近発売になったばかり)
浅見帆帆子さんは、運が良くなる心の持ち方に関する書籍を多く出版されていて、私と同世代なのに達観されていてすごいなあと感じるのですが、日記のほうでは、しょっちゅう車の運転でつかまり、免停になったりしているのです(笑)。
また、お母さまも興味深い方で、帆帆子さんの考え方に多大な影響を与えながらも、インテリアを改造したり、陶器に絵付けをなさったり、絵にも造詣が深くていらっしゃるよう……。
こういうふうに、日記から醸し出されるお人柄を知るのが面白くて、毎年新刊をかっているうちに、シリーズも17巻め。
17年も経ったんだ、と感慨深いです。
彼女の日記は、何を食べたとか、誰と会ったとか(結構なセレブ感です)に終始する日もあるけれど、時々、日常の中で、帆帆子さんがふと思ったこと、得られた気づきなどが散りばめられているので、読んでいると、ハッとする言葉に出逢うことがあります。
こういうことがあるから、ますます日記物がやめられない(笑)。
時々ハッとすると言えば、銀色夏生さんの『つれづれノート』もですね。
こちらはもう33です。
銀色夏生さんと言えば、私が高校生の頃に、詩集が大流行して、その小さくてかわいい詩集たちを、みんな持っていました。この詩集に出てきた写真の女の子たちは、小学生時代の吉高由里子さんだったり、まだ若くて売れる前の裕木奈江さんだったり、森高千里さんだったりするんですよね(銀色さんの先見の明に驚かされます)。
銀色さんは、
「ここまで書いて大丈夫なのかしら……?」
と、こちらが心配になるほど赤裸々に離婚とか子育て、家族について語ったり愚痴ったり、
「ちょっと、大丈夫かな~?」
という方向へ爆走していかれたり、戻ってこられたり(笑)。
でも正直に書いてらっしゃるのだと思います。
銀色さんのお子さんたちについては、生まれる前から読んでいるので、もはや「親戚の子」くらいの親近感を持って、受験などを見守ってきた感覚です。
そして、やっぱり時々散りばめられている、銀色さんの気づき。これが思わず唸って付箋を貼ってしまうくらい、含蓄に富んでいるのです。
だから、ずっと読むのをやめられないんですよね。
物語や小説で非日常の世界に浸るのも好きだけど、日記物では、著者のお人柄や、気づきに触れることができるから好きなんだと思います。
みなさんのブログにお邪魔して、いろいろなブロガーさんが、日々経験されたことや見聞きしたことから、どんな想いを抱いたかを読ませていただくのも、↑こういった理由で楽しみなのです。
(忙しすぎて、たまに読み損ねてしまう記事があるかもしれません。ごめんなさい<(_ _)>)
読みたい日記が積んである状況は、嬉しいのか悩ましいのか、ちょっと複雑ですが……。
気軽に読んで、著者の失敗談に笑ったりホッとしたり(立派なことばかり書いてない、ということが重要)、新たな気づきがあったりなかったりする日記物は、やっぱり面白いですね(*^-^*)。
この連休は、少し読書もしたいです。