娘の足が痛そうです。
体が成長期なので当たり前ですが、足も成長中なので、この間まで問題なく履けていたトゥシューズが、最近キツい部分があるようで、長時間レッスンしていると、痛いところが出てくるようです。
足の指のマメが潰れて、皮がむけて……。
平気な顔でレッスンは乗り切るものの、ひとたびシューズを脱ぐと……テーピングで痛々しい足……。
やっぱり、もう一度トゥシューズのフィッティングに行って、買い直すべきかなぁ……(−_−;)。
といっても、田舎の悲しさで、近くにトゥシューズをフィッティングして買えるショップがありません。
最寄りのバレエショップでも、
「行くぞ!」
と気合を入れて、お金も時間もかける覚悟を決めないと、行けない距離なのです。
だから、行くなら夏休み中が勝負。
でも、夏休みは食費増に加えて、息子も遠出の学校行事が結構あって、もうすでに財政難なんですが〜( ̄◇ ̄;)。
どうやってトゥシューズを買おうか……と悩んでいるところに、当のポヤン娘、突然ズイッと近寄ってきて、
「あのさぁ、私の夏服さ……。」
と言いました。ヒッΣ(゚д゚lll)とおののきながら、
「ん?夏服?制服の話?」
と聞き返すと、
「いや……私服のさ……。」
と、口ごもります。
「私服の夏物?それがどうしたの?」
「Tシャツとショーパンしか、無いじゃん?」
「……そうだっけか?ワンピもあるでしょ?」
「あるけど…微妙にちっちゃいじゃん。」
(ここらへんで嫌な予感がしだす母…(−_−;))
「う、うぅん……。小さいかな?」
「ちっさいよ。なんか子どもっぽいし……。」
「もしや、服、欲しいの?」
「なんかさ、長めのさ、ふぁ〜と広がるスカート、流行ってるじゃん?膝が隠れる丈の、長めのさ。」
……すんごく回りくどく、時間をかけて、娘が私に訴えたかったことは、
「私、大人っぽいミモレ丈のサーキュラースカートが欲しいんですの(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)」
ということでした(笑)。
えーーー!
トゥシューズが先でしょ〜?
交通費かけてフィッティングして、1足7000円くらいのトゥシューズを、最低2組は用意しないといけないって時に、
ミモレ丈のサーキュラースカートって( ̄◇ ̄;)
何を舞い上がったことを!
ダメダメ!
……と、言いたいところなんですが、確かに娘の手持ちの私服が少なくなってること、気づいてました(でも、気づかないフリをしてました。だって、金欠なんだもん(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎))。
そして、普段から物欲は本ぐらいしかない娘が、自分から何か欲しいというときは、相当欲しいのです。
ここをスルーすると、あとあとまで引きずり、相当めんどくさい……。
(小さい頃、遠くの水族館に出かけて、お土産ショップで欲しくなった、小瓶に入ったイルカのネックレス……。そのときは、買ってもいいよと言ったのに、なぜか我慢して、買わずに帰りました。
しかし、どうしても忘れられなかった娘は、なんとその年のクリスマスにサンタさんにリクエスト!
ネットで散々探すも、お土産やさんに問い合わせるも、もう生産終了していてどこにも無く……。
「サンタさんもクリスマスは繁忙期で忙しいんだから、こんな差し迫ってから言ってもダメなんだよ!そこらへんに売ってないようなものは半年ぐらい前から発注かけないとさ!」
と私が逆ギレ、ということがありました)
え〜( ̄◇ ̄;)と思いながらも、ミモレやらサーキュラーやらを探す方向へ向かわなければならない気配……。
中学生にミモレは要らん( ̄^ ̄)
サーキュラーも要らんだろ( ̄^ ̄)( ̄^ ̄)
だいたい、ミモレって、あんなふくらはぎの1番太いところで切れるスカート……。ほんとに履きこなせるんかいな?
サーキュラーったってあなた、街中でそれ履いて回転でもするつもりなの?どこでふぁ〜と広げるのさ?
はー……要らね〜(−_−;)。
……でも、今買わないと、今年のクリスマスにサンタさんにおねだりするよね(苦笑)?
今はもうサンタは誰か、わかってるだろうけどさ。
サンタの正体について何も言わないのは、もしや、おねだりの良い機会を無くさないため?
むむむ……
タチが悪いな、おぬし(−_−;)。
それでねぇ、ミモレのサーキュラー、探したんですけどねぇ、中学生に似合うようなのは、あまり無かったんですの。
どれもこれも、お姉さんチックになりすぎて……。
やっぱり中学生には中学生の似合うものがある。
素材とか形とか色とかね……。
で、夏物セールで半額になってた、ベージュのAラインで、胸もとに控えめなお花の刺繍の入ったワンピを買いました。
ミモレでもサーキュラーでもなかったけど、結局出費はするハメに( ;∀;)。
気に入ったかい?
後ろから見ると、ほっぺが盛り上がっているということは、ニヤリのサインだね(๑˃̵ᴗ˂̵)。
じゃあ、そのワンピ着て、トゥシューズのフィッティング行こうか〜。
母はいろんな意味で息切れよ〜(−_−;)