昨日、娘の歯が抜けました。
安心してください、乳歯ですよ(笑)!
うちの娘、中2になっても、まだ歯の生え変わりが完了していません(涙)。
顎の大きさに対して歯が小さめで、しかも上の永久歯が先天的に1本欠損していることがわかっているため、すきっ歯の隙間を無くすための歯列矯正が必須と言われたのは、確か小5くらいだったと思います。
定期的に通っていた歯医者さんから、矯正専門の歯科を紹介されて、
「できれば小学校のうちに終わりたい。」
と、勇んで行った矯正歯科。
でも、診察した歯医者さんは、
「お母さん、この子の歯は、まだまだ子どもの歯がいっぱいだから、今装置をつけてもしょうがないですね。生え変わりがゆっくり ではあるけれど、それはその子の個性だから、生え変わりが終わるのを待って、永久歯に装置をつけたほうが、結果的に装置をつけている期間が短くて済みますよ。」
と、おっしゃいました。
鼻息荒く、すっかり装置をつけて帰るつもりで行ったのに、いきなり出鼻をくじかれました(笑)。
そして、1年後にまた診せてくださいと言われて帰宅。
……1年後。
「今度こそは!」
と、これまた鼻息荒く矯正歯科の門を叩いたわけですが、このときも、
「まだまだ子どもの歯だねえ(笑)。また1年後に!」
と言われて撃沈。
「お母さん、この子は、私が診てきた3000人以上の患者さんたちの中でも、ダントツ1位で生え変わりがゆっくりだね!」
……そんなことがダントツ1位でも(苦笑)。
小学校のうちに矯正を終えたいという夢は、儚く消えました。
今時は珍しくないとは言え、中学校で矯正装置をつけるのは、からかわれたりしないか、思春期の心が傷つかないかと不安でした。
しかし、そんな心配をあざ笑うかのように、娘の歯は、中1の1年間、ただの1本も生え変わりませんでした(笑)!
永久歯になっているのは、上下の前歯それぞれ4番くらいまで。奥歯のほうは、まだまだぜ〜んぶ、子どもの歯(笑)!
息子は、小学校3年生くらいまでに奥歯もポロポロ抜けて、あっという間に全部生え変わりました。息子は娘とは反対で、顎の大きさ以上に歯が大きく、永久歯が全部並びきれないパターンだった(同じ親から生まれて、どうしてこうも正反対なのか、不思議でなりません)ので、顎の成長期を利用して、床矯正という顎を広げる矯正をしました。1本も歯を抜かなくて済んだし、帰宅してから就寝中にかけて付ける装置で、朝学校へ行くときは外してOKというものだったので、本人も比較的楽に、費用もそこまで高くなく、小学校のうちに終了することができました。
しかし、娘は手強い。
頑なに抜けない子どもの歯(笑)。
そして、費用もガッチリかかる本格的な矯正。
娘の矯正費用にと思っていたお金は、娘の矯正に使われる前に、息子の塾に出て行っています(涙)。
こんなに遅いなら、いっそ大人になってから、自分で働いたお金でやってくれないかしら……いや、そこまでいかないまでも、塾代がかからなくなるあたりでやることになるとありがたい、なんて思っていたら、昨日の夜に、突然、1本抜けたのです。
まさか、これを皮切りに、ポロポロ抜け始めて、今年とか来年とか矯正開始!なんてことにならないよね!?
頼むよー!もう今は、お金大変な時期に入っちゃってるのよー(苦笑)!
もうここまできたら、あと数年がんばってちょうだい、娘の子どもの歯たち(笑)!
ああ……。
掃除機もブラシが回らなくなってるのを見て見ぬフリしてるし、冷蔵庫も10年になろうとしていることに気づかないフリをしているというのに……。
昨夜、
「歯が抜けた!」
と、喜ぶ娘(生え変わりが遅いのを多少気にしているので)に、
「えっ?そうなの?気のせいじゃない???」
なんて言ってしまった私です(苦笑)。
矯正費用、どうやって準備しようかなぁ(−_−;)