ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

『モンテ・クリスト伯』

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木曜日のテレビドラマで 、「モンテ・クリスト伯ー華麗なる復讐ー」がスタートしましたね。

 

『三銃士』も書いた、アレクサンドル・デュマの名作『モンテ・クリスト伯』を読んだのは、5~6年ほど前です。いわゆる「復讐物」です。

復讐の是非はともかくとして、物語が面白くて、ぐんぐん読めてしまいました。

 

翻訳物の小説は、登場人物の名前が覚えにくいところからして得意とは言えないのですが、それを補って余りある面白さです。

 

原作では、 主人公の船乗りの名前は「エドモン・ダンテス」。

それがドラマでは「柴門暖(サイモン・ダン)」となってました。

微妙にもじってるところが笑える(笑)。

しかも、演じるのは、「おディーン様」こと、ディーン・フジオカさんですよ!

現代の日本に舞台を移すという試みでドラマ化しているとはいえ、役どころは荒っぽい?船乗り。

おディーン様ではキレイすぎる気もしますが、生粋の日本人では「エドモン感」が出ないのでしょうかね(苦笑)。

 

エドモン・ダンテスの婚約者「メルセデス」は、ドラマでは、「目黒すみれ」。これもなんとなく響きをもじってる?演じるのは山本美月さんです。若い女優さんですが、明るかったメルセデスの、エドモンを失ったあとの哀しみや戸惑いを、どのように演じてくれるのか、楽しみです。

 

悪役「ヴィルフォール」は、ドラマでは「入間公平(いるまこうへい)」。「ヴィル」と「いる」が似ている(笑)?

役者さんは高橋克典さんです。

格好よくて笑顔も素敵な俳優さんなのに、役ではまったく笑わないので、「公平」という名前でありながらまったく公平ではない(笑)、悪ーい感じが良く出ていました。

 

 

 昔の外国の話を現代の日本に移してみるという試みが面白いし、何よりこの登場人物たちのネーミングにウケてしまって、思わず見始めてしまいました(笑)。

 

 

エドモン・ダンテスは、船長から、ヤバめの手紙(笑)を預かってしまったために、それが公になっては困る役人ヴィルフォールによって無実の罪を着せられ、孤島の牢屋に入れられてしまいます。

婚約者メルセデスや、唯一の肉親(ドラマでは風吹ジュンさん演じるお母さんでしたね)と引き離され、死ぬまで出られないと言われる牢に、10年以上投獄されたままでした。

しかし、隣の牢に入っている老人と話ができることがわかり、その賢い老人から、日付や時間を忘れない方法を教わります。

そして、正気を失うことなく牢から出る方法を考え続け、見事に脱出したエドモンは、ヴィルフォールへの復讐の道を歩み始めます。

 

またその復讐のしかたが、賢いというかなんというか……。

血生臭い復讐ではなく、エレガントとでも表現したいようなやり口で……。

 

ヴィルフォールには悪いけど、

「やっぱり人生、やったことが返ってくるんだよねえ……。悪いことをしたら、必ずその報いを受けるようになってるんだよ……。」

と、思わず唸ってしまう展開なのです。

 

 

そのあたりの詳細は、ネタバレしちゃうとドラマがつまらなくなってしまうと思うので、復讐の鬼と化したエドモン(柴門)に、ヴィルフォール(入間)がじわじわと追い詰められていくストーリーを知りたい方は、ぜひ原作の小説かドラマをご覧下さい(笑)。

 

子どもさん向けには、講談社の青い鳥文庫がおすすめです(題名は『巌窟王(がんくつおう)』となっています)。

 

 

 紹介しきれないほどたくさんの訳書があり、映像があります。

それだけで、名作なのだとわかりますね。

 

名作と言われる作品(特に海外の作品)は、重厚で長いものが多く、挫折してしまいがちですが、ドラマなら観やすいですよね。ストーリーを知らないと最初はわかりにくいかもしれませんが、だんだんとストーリーがわかってくると、面白さが増していくと思いますよ(*^^*)

こんな話を考えつくことができるなんて、デュマって、天才か!と感じるはずです(笑)。

 

 

 

新学期の疲れでクタクタになっている私ですが、このドラマの時間だけは、週に1度、現実逃避して物語に入り込むことができそうです。

普段はフィクションよりノンフィクションのほうに食指が動く私ですが、こういう名作に出逢うと、フィクションでもワクワクします。

 

 

久々に楽しみなドラマです!

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