卒業式の日程を確認していて、ハタと思いました。
私、卒業式用のスーツ、入るだろうか(笑)?
今年度はいろいろと盛りだくさんな1年だったため、自分の中のオシャレ魂が消え、顔も体型も老け込んだな~と感じている今日この頃です(苦笑)。
このまま何もしなかったら、あっという間に初老の域だわね……と溜息をつきつつ、とりあえず、家にあるセレモニースーツを着てみました。
……か、かろうじて、入る(息を止めれば)。
しかし、卒業式の間じゅう息を止めていたら倒れる。
……痩せるべきか、スーツを買い直すべきか。
いや、息を長く止める練習をすべきか(笑)。
つべこべ言わずに痩せなさい!って感じですよね(笑)。
……と、久しぶりにスーツを着こなすための策を考えていたら、少しだけファッションに対する興味が戻ってきました。
以前、このブログで、三尋木奈保さんの本をご紹介しました。
私はこの方のスタイリングが本当に好きなのですが、最近続編が出たようなので、さっそくチェックしてみました。
Oggiエディター 三尋木奈保 My Basic Note2:”きちんと見える” 大人の服の選び方
- 作者: 三尋木奈保
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/01/25
- メディア: 単行本
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シンプルなベーシック、ニュアンスカラーの小物セットなど、「三尋木流」の肝の部分は変わりませんが、三尋木さんご自身が年齢を重ねて40歳を過ぎてから変わった考え方や、それにともなって新たにスタメンになったアイテムなどが紹介されています。
確かに、三尋木さんもおっしゃるように、綿や麻などの天然繊維の服は着心地がいいのですが、ツヤっぽさが足りないので、アラフォーの私が着ると、ボヤッとしてしまいます。色も、上から下まで全部キナリだったりすると、まるで雑巾をまとっている疲れた人のよう(苦笑)。
普段はいいけど、人前に出るときはちょっと……という感じになってきたので、天然繊維でも、せめて色味は明るく、などと気を付けています。
三尋木さんは、アラフォーになってから化繊も着るようになったそうです。化繊って質の悪いイメージですが、最近は「いい化繊」があるのだそうで(笑)、大人に必要な「トロミ感」も手に入るし、顔映りも良いのだとか。
それから、スカート丈も、私は自分には膝丈がいちばん似合うと信じてきましたが、最近は膝が隠れる長さでないと痛々しさが醸し出されるようになりました(苦笑)。三尋木さんの定番のスカートの長さも、膝上から膝下にシフトされたそうです。
ブーツは、防寒の意味もこめてロング派だったのですが、年々脱ぎ履きが面倒になり、最近はもっぱらショートブーツにしていました。この面でも三尋木さんと一緒(笑)!
三尋木さんは、持っている3パターンのショートブーツで、ご自身のすべてのスタイリングに対応できているのだそうです。
やはり、年相応に装ったほうが、見る人も見やすいだろうし、自分の気持ちも落ち着きますよね。
アンチエイジングよりハッピーエイジングを目指したい私ですが、「実年齢より少しだけ若々しい大人の女性」というのに、いちばん憧れます。
三尋木さんのスタイリングでは、それが表現できていると思います。
三尋木さん、若さにしがみついた服装をしているわけではないのに、40歳を超えているとは思えないほどチャーミングです。
大人の可愛らしさがあると言いますか。
本で紹介されているアイテムは、やっぱりお高くて、そっくりそのまま真似するわけにはいきません。
でも、似たようなのをイ〇ンで探すことは出来るわ(笑)!
でもなあ、もはや試着がめんどくさくなってきている私……。そして、自分よりだいぶ若い店員さんから、
「お似合いですよ~。」
とか、
「今年はこの色が流行りますので1枚持ってるとすごく便利ですよ~。」
とか、
「私もこれ買ったんですよ~。」
とか言われることに、心底うんざりするようになってきている私(苦笑)。
イ〇ンに行っても、本当に買い物を遂行できるのか?
とりあえず、卒業式のスーツは、息を止めなくていいくらいまで痩せる努力をしてみます(笑)。
そして、息子の受験が終わった春以降は、少しはオシャレを楽しむ余裕を持ちたいものです。三尋木さんのような大人の可愛さとまではいかなくとも、せめて見苦しくない程度には……。
着心地が楽チンで無理がなく、実年齢よりもちょっと若々しく見え、コストパフォーマンスも良い、そんな服はないかしら?
高校生活に慣れるまではしばらくかかるでしょうけど、気候が暖かくなってコートを着なくなるだけでも、身も心も軽くなりそうですよね。
早くそんな時期になってほしいなぁ……。