子どもたちのテスト勉強を見ていて、今、大苦戦しているのが、「歴史」です。
自分が習っていたころも苦手だった、「明治維新」あたりから「日清戦争」「日露戦争」を経ての「第2次世界大戦」あたりまで。
なんとか同盟だの、なんとか党だの、いっこうに覚えられない……。
どうしてもこの範囲は、学校でも時間が足りなくなるのか駆け足で終えられてしまい(私が学生のときもそうでした)、そのわりには覚えることがいっぱい(涙)。
息子も苦戦していますが、私はそれ以上に苦戦しています。
私が覚える必要はないのですが、高校時代日本史をとっていたはずなのに、すべてを忘れている上に、あまりに覚えられないのでムキになってしまい(笑)。
子どもが学校へ行っているうちに少し見ておこうと思い、「進研ゼミ」の教材をめくってみると、導入部分がマンガでした。
なるほど……これは、心が折れている私でも入りやすい(笑)。
過去記事で紹介した、中学生の学習法についての本でも、マンガから入ることを薦めていました。
やはり、絵とかストーリーが一緒だと、記憶にも残りやすいですもんね。
マンガをさっと読んで内容をざっくり頭に入れてから教科書に入った方が、定着がいいということなのでしょうね。
そこで、私も、子どもに買い与えてあった学研の歴史マンガを読み始めました。
学習まんが 学習まんが 学研まんが NEW世界の歴史 別巻2冊付き 全14巻
- 作者: 近藤二郎
- 出版社/メーカー: 学研プラス
- 発売日: 2017/01/24
- メディア: 大型本
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今は、いろんな出版社から絵柄などもリニューアルされて出ていますね。
我が家が学研にしたのは、単純に子どもたちが絵柄を気に入ったからという理由からですが、ソフトカバーのほうが持ち歩きやすかったかなあ、なんて思っています。
さっきチラッと読んだ感想ですが、
「……平塚らいてうが、とても美人に描いてある……。」
「……原敬、なんてイケメンでダンディに描いてあるんだろう……。」
こんなファーストインプレッションしか持てなかった自分をどうかと思いますが(苦笑)、決して平塚らいてうや原敬の容姿がどうこういうことではなく、何が言いたいのかというと、私が習っていたころの教科書に載っていた偉人たちの顔写真とはだいぶ印象が違う、ということです(笑)。絵柄を初めマンガそのものが今風にアレンジされているのか、いわゆる学習マンガっぽくなくて、マンガそのものに引き込まれる感じなんですよね。
これも子どもたちの興味関心を引くための一手法なのだなあ、と感心してしまいました。
だんだん、歴史の導入というよりは、マンガそのものを楽しんでしまっている私です。
蛇足ですが、
「平塚らいてう」さんについては、「らいちょう」と書いてはダメな決まりにでもなったのでしょうか(笑)?私の頃は普通に「らいちょう」だった気がするのですが……。
教科書では「らいてう」になっているので、子どもたちも「らいてう」と書いてます。
これは歴史的仮名遣いであって、読み方は「らいちょう」ですよ、ということを歴史の先生が教えているのでしょうかね?古文で習う前だったら「らいてう」と、見たままの発音で覚えてしまう子がいるかも……などと、ちょっと気になってしまいました(笑)。
さてさて、これから、もうちょっと歴史をさらっておきます。
義和団事件って、何だったかな……(苦笑)。