父の日の今日、夫は休みで在宅だったにもかかわらず、我が家のメインイベントは、子どもたちの漢字検定でした(笑)。
息子は3級(中3終了程度)受検なので、未習範囲も多くて、チャレンジ受検でした。国語が苦手なうえ、1学期の学校行事の多さ、部活の大会、右手の病気悪化と続いたため、まったくもって勉強が進んでいませんでした。問題集を解いてみた感じでは、読みはなんとかなりそうだけれども、類義語・対義語、部首、四字熟語が壊滅的という感触でした。200点満点中、140点が合格ラインのようですが、10回分くらいやってみて、2回ほど落ちる、残り8回もかろうじて140点に達するという程度で、不安なまま当日を迎えました。
しかし、本番当日の心配は、合格するかどうかよりも、右手で書けるかどうかというところ。左手だと時間がかかるうえ、トメ・ハネなどをキチッと書くのが難しいのです。右払いの画などは、左から右へ、押して払う感じの書き方になるため、鉛筆のコントロールが難しくてガタガタになってしまいます。
検定時間1時間、右手が持つか不安だったのですが、なんとか右手で受けきったようで、ホッとしています……。右手で書けなくなるほど持病が悪化するとは予想していなかったので今日の検定を申し込んでいたわけですが、一時は見送るしかないとまで思ったので、無事に受けられただけでも御の字です(受かっていればなおラッキーですが)。
娘は、正直面倒臭いけれども、兄が受けるなら私も、というだけの、お付き合い受験。受験級を迷いましたが、兄と同じ時間帯で受けられる5級にしました。こちらは小学校終了程度なので、中1の娘にとっては既習範囲。兄に比べれば、対策は楽なはずでしたが、問題集を開いているのを2回くらいしか見なかった……。部首とか、大丈夫なのか?
「たぶん大丈夫。」という娘の言葉を信じるしかないですね(苦笑)。
それにしても、3級の四字熟語、2級を持っている私でも(大学時代に取得したので、だいぶ前になりますが……)知らないものがたくさんで、しかもあまりオーソドックスではない出題のような気がします(問題集だけかなあ?)。
同じ問題集の別々の回で、「片言隻語」と「片言隻句」とが出てきましたが、解説によると、意味は同じく「わずかな言葉」。
……どっちやねん(笑)!
類義語・対義語も、「粗雑」「粗略」と、似たようなのがいっぱい……。
中学校終了程度ということですが、中学校の国語便覧の巻末にも載っていないようなマイナーなものが結構あるなあ、という印象です。
「模倣」の対義語は「創造」だと習った記憶があるのですが、問題集の解答は「独創」。
えー、ほんとにー(笑)?
そんなこんなで、手応えを感じられないまはま挑んだ漢字検定でした。
終了後の子どもたちの反応は、
息子「いけたかもしれない。」
娘 「まあ、できたと思う。」
まずまずだったのかしら……。
自己採点させてみたら、2人とも合格点は出ていると言っていますが、結果はどうなることやら……1か月後まで、おあずけです。
そして、明日職場で健康診断のため、ごちそうをたらふく食べるわけにも、お酒で乾杯というわけにもいかない夫に、早めであっさりした食事を出し、
「パパ、いつもありがとう。」
と言うだけの、極めて形式的な父の日が終わったのでした(笑)。