先月末に息子が受けていた模試の結果が返ってきました。
結論から言うと……まあまあ……というところでしょうか。
でも、記述という記述が間違っている息子。
解答と照らし合わせてみると、なんというか、核心をつく言葉を使っていないというか、核心の周りの言葉で適当にまとめてしまっているというか……。
核心をつく言葉とは、例えば国語においては、だいたいは、文章中に使われている言葉ですよね。それを探しだして使うことをせず、雰囲気で、自分の言葉で書いてしまっているから、完全な〇とならない。
丹念に文章を追えば、コレだ!という言葉に出会うと思うのですが、いつも惜しいところをかすめているかんじということは、まだまだ読みが適当なのでしょう。
息子の場合は、この「適当さ」というか「根気のなさ」が、すべての失点の原因のように思います。ぐーっと深く、確実な思考を積み重ねるということが苦手なんですね。なんでもチャチャチャッと終わらせたがる。そして間違える(笑)。
まあ、この性格は、親から受け継いだ部分もあるので(汗)、彼だけを責めたら可哀想なのですが、でも克服しなければなりません!
過去記事で、息子たちの代から大学入試が変わり、確実に記述が課されるようになると書きました。
それを踏まえてか、高校入試でも、記述の割合が増えてきているようです。
この記述力、どうやったら伸ばしてやれるのか、あれこれ試行錯誤はしていますが、ママン塾では限界があるような気がしてきました。プロに託した方がいいのではないか……と、悩んでおります。
プロといっても、塾や通信教育など、いろいろありますが、記述の添削に関しては、どちらがいいのでしょう?
塾であれば、記述の添削に限っては、集団より個別のほうがいいような気がしますし、通信教育であれば、記述の添削にはZ会が強いと聞きます。
塾は、行けるとしても部活引退後なので、とりあえずZ会の資料請求をしてみました。
通信教育は今は別社のものを利用しているのですが、資料を見る限りでは、記述の添削は、やはりZ会のほうが丁寧なようです(そのぶん返却が遅いという意見もあるようですが)。
国語に限らず、数学も、知識を理解しているだけではなく、知識をつなぎあわせて、真っ白な解答欄に思考の奇跡を残していく、「答案作成力」が必要だということです。
なるほど。
答案作成力。
無から有を作り出せるか、ということですね。
高校時代、模試を受けたら数学の問題が全部で4つくらいしかなく、解答欄がだだっぴろくて、その上のほうしか埋められなかった経験があります(苦笑)。
どんなに問題を見つめても、論の進め方、解答の着地点が見えてこなくて、最初の式をつくって①と書いて、あとはそれっきりだったなあ(涙)。
「わかった」「理解した」
という段階にとどまらず、実際に理解した解法を答案の上で再現できるのが「答案作成力」なのだそうです。
国語でも、なんとなく「わかった」ことを、なんとなく書いてみる、では点にならない。〇になる解答を作る、「答案作成力」がものを言うのですね。
今の通信教育を、Z会に切り替えた方がいいか?それとも塾に行ったと思ってZ会を追加するか?いや、それでは子どもが消化不良を起こすだけか?
塾はどうする?塾は集団を利用して、記述は教科を絞ってZ会を利用?
うーん……。
お金の問題や、子どもがきちんと消化しきれるか、塾はどうするか……。
ちょっと混乱して、とっちらかってきました(苦笑)。
悩んでばかりいても、飛び込んでみないことにはわからないんでしょうけど、1度飛び込んだら、塾も通信教育も受験終了まで不安でやめられない気がして、お金と気力体力が続くか不安です。そして悩みの堂々巡り。
じっくり子どもと話し合ってみたいのですが、なにしろ子どもが家に居ない(今日も夜練習)!
記述対策……どうしたものか……。
Z会からは書店で買える書籍や、添削課題付きの問題集も出ていますね。
ちょっとZ会に気持ちが傾いてきたかなあ……。