ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

知恵熱出そう

おかげさまで、発熱蕁麻疹息子は回復して、部活の大会に出ることが出来ました。

 

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「できる気がしねえ」

 

会場まで送りつつ、保護者も観戦できるということだったので、半日ほど観戦してきました(その後はPTAへ)。

 

息子は、試合のメンバーには入っているものの、大会直前の日曜日と月曜日を休んでしまったため、「質問攻めにされる練習」とやら(笑)をやっていないので、「ベンチあたため係」みたいになってましたσ(^_^;)。

 

 

そもそも、日本語でもディベートなんてしたことがないし、英語だって、とりたてて得意というわけではない息子です。

 

中学時代に受けた英検3級の2次試験でさえ、

 

「センキュセンキュ、ソーリーソーリー(*゚▽゚*)」

 

の彼が、英語でディベートなんて、できるわけがない(笑)。

 

 

大会当日の朝、

 

「ディベート、出来るん…だよ…ね?」

 

と、おそるおそる聞いてみました。

すると、

 

「出来るわけねぇじゃん(*゚▽゚*)!」

 

と、威勢の良いお返事。

 

 

…( ̄◇ ̄;)!!!

 

 

こ、この期に及んで、「出来る気がしねぇ」とかぬかしていやがるよ、こやつ…。

あぁ、チームの足を引っ張ったらどうしよう:(;゙゚'ω゚'):

 

 

まぁ…一生懸命やってはいましたけれども、準備段階では、日本語で立論して、エビデンスを集めるのが精一杯の様子でした。

 

親の目から見ても、相手の主張を聞いて理解し、明確な根拠を示しながら矛盾点を指摘する、なんて高度なことを、英語で出来るとは思えませんでした。

本人もそれはよくよくわかっていたので、今回はメンバーに選ばれただけで御の字、本当に試合に出られたら奇跡!みたいな感覚だったようです。

 

 

全体での開会式が終わって、息子のチームの試合会場へ行ってみると、息子はやっぱりディベーターではなく、記録の係?をしていました。

ちょっと残念なような、ホッとしたような複雑な心境の私σ(^_^;)。

 

でも、つい3日前まで、全身地図模様の、まだら人間であったことを思えば、大会にメンバーとして参加出来ただけでも嬉しく、良い経験です。

本人も、先輩や同級生と和やかに楽しそうにしていたので、気持ちを楽にして、先輩がたの戦いを見守り、応援してきました。

 

高校生ディベーターすごい

 

それにしても、日本語でも議論が難しいテーマを、よくまぁ、あんなにペラペラペラ〜レロレロレロ〜としゃべれるものですねぇ、最近の高校生は。

 

発音がネイティブな帰国子女は置いておいて、各校1人くらいは、日本人でもペラペラのレロレロさんを有しているようでした。そのペラレロさんを筆頭に、高校生たち、しゃべるしゃべる……。

 

試合の1時間弱を、ずっと集中力を切らさずに、脳みそフル回転で聞いて、考えて、話して…とやっていたら、頭から煙が出そうになっちゃわないのかしら?

そら、うちの息子は熱も蕁麻疹も出るわなσ(^_^;)…という世界でした。

 

ディベーターの子たちも、試合前はどちらかというと緊張で青ざめていた表情が、試合が進むにつれて頰が紅潮し、うっすら汗を滲ませながら話したり聞いたりしていました。

 

私は2試合観戦しただけで脳みそが疲労困憊で、頭痛が始まりましたよ(−_−;)。

 

 

すごいなぁ、高校生。

よくがんばっているよ、君たち。

 

私は高校生の頃、こういうことは出来なかったわ。

(今もだけど)

おばちゃん、知恵熱出ちゃう。

おばちゃんの息子は、蕁麻疹まで出たのよ。

しかも全身ね(−_−;)。

まだらよ。

地図よ。

 

 

息子の学校は、2チーム出場し、私が観戦できた午前中分までは、両チームとも負けなし。

決勝までには去年の優勝校と当たりそうで、見たかったけれど、PTAのお仕事も重なっていたので、後ろ髪を引かれながら会場を後にしました。

 

 

そして、PTAも終わり、息子が帰宅してから聞いたところによると、息子は午後から、1試合に出場させてもらえたようですが、相手が強かった(前年度の優勝校)ので、コテンパンにやられたらしいです(−_−;)。

息子のチームは、準決勝で負けてしまいました。

3位でした。

 

 

でも、もう1つのチームは、なんと優勝!!!

 

 

息子の学校は、全国大会出場権を得ました。

 

 

「自分はコテンパンにやられた負け試合にしか出ていないが、学校としては優勝して全国の切符を得た」という結果に、複雑な顔をして帰ってきた息子ですσ(^_^;)。

 

   

 

知恵熱出そうな良い経験

 

まぁ、いいじゃないの、息子よ。

もともと、出来る気なんてしてなかったのだから。

試合に出してもらえただけで、経験と思いましょ。

 

 

「あなたの今の実力では、あの強い相手には歯が立たないよ。でも良い経験になったよね?絶対来年に活きるよ。それに、先輩たちが全国に連れて行ってくれる!全国のレベルはもっともっと、はるかに高い。そこがどんなところか見に行けるだけでも、素晴らしい経験だよ。」

 

 

そう言うと、

 

 

「そうだけどさ〜、これでまた部活がハードな期間が2ヶ月も延びるし、またメンバー選考からやり直しだって言うし、これじゃあ何回まだら人間になってもたりねぇよ(T-T)。」

 

 

あぁ…そうだねぇ…。

冬も来るし、雪も降るし、そんな季節にハードな部活、そしてまたあの知恵熱やら蕁麻疹やら、いろんなものが出そうな脳みそバトルをやるんだね…。

そして、全国大会ということは、旅費も払わなければならないのね…。補助で全額は賄えないだろうからねぇ(T-T)。

 

母も知恵熱出そうだわよ(−_−;)。

 

 

何はともあれ、いろいろありすぎる今週の、1つめの山は越えました。

 

 

 

 

 

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