ママンの書斎から

ミドフォーママンの考えごとなど

落ち込む受験生

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うちの受験生、苦戦しております。

 

学校で毎月行う実力テストが、9月からだんだん下がってきています。

 

頑張っているので、なぜ下降するのかわからなくて、原因究明中です。

 

考えられる原因としては、

  1. 平日も土日も、家庭学習に割ける時間がほとんどなかった(生徒会や合唱練習などで平日は帰りが遅くなり、クタクタ。土日は朝から模試で、午後または夕方から夜まで塾という生活。遊んでいて時間がないわけではない)。
  2. 「勝負の11月は結果を出さねばならない!」と発破をかけられているので、「結果を出さねば!」と気負うあまり、舞い上がって地に足がつかず、凡ミスを連発。やる気が空回り、というのか……。
  3. 塾では入試レベルの演習に取り組んでいるが、そのぶん基礎の復習がおろそかになっていて、基本の問題を取りこぼしている。
  4. テストに追われすぎて、とにかく勉強はしなくちゃと焦っているが、何をどうやればいいかわからなくなっている。
  5. テストの点数に表れていないだけで、実は深いところでは実力がついている(希望的観測)

 

 

今思い付くのは、こんなところでしょうか。

5番ならいいんですけどね(苦笑)。

でも見た感じ、5番以外の要因っぽいです。

 

 

「スランプ」と括ってしまうのは簡単なのですが、もっと具体的に見極めて策を練らないといけない気がしています。

 

 

もともと実力テストの出来にはムラがあるほうでしたが、最近は大きく沈まなくなったので、それを喜んでいた矢先に、今回ドーンと沈んだので、結構な落ち込みっぷりの息子です。

 

模試の難易度が上がってきている時期でもあるとは思いますが、理由が何であれ、現時点で、模試で要求されている学力レベルに、いまひとつ届いていないということです。

 

 

とにかくまだ学校が忙しくて、塾の宿題も毎週やりきれないので、塾が負担になっているのではないかと、息子と話してみましたが、

「生徒会と学校の期末テストが終われば、12月からは塾の宿題もやりきれると思う。」

とのこと。

なので、ここでオタオタして塾をやめたり、他の教材に手を出したりするのは得策ではないと感じました。

 

11月は焦りを我慢して優先順位を考え、できることとできないことをはっきりさせて割りきることも必要かなと思います。

周りの「伸び期」の同級生と比べないことも大事ですよね(難しいけど)。

 

塾でも、模試のピークは11月と言われているそうなので、12月になれば、生徒会も期末テストも終わり、模試も落ち着いて、少しじっくり勉強できるようになることを期待します(というか、そうじゃないと困る!)。

 

やっぱり、2学期の期末テストは、評定が入試に影響する最後のテストなので、今はこれが最優先。

塾の宿題は、期末が終わるまでは全部できなくてもしかたない、と割りきり、塾の先生にも相談して、「必ずやるもの」「できたらやるもの」に分けて考えるようにしようかと思ったりしています。

 

 

勉強でもスポーツでも、伸びるときというのは停滞期の後であることが多く、停滞しているときも我慢してコツコツやることが大事、と、よく言われますが、停滞ではなく下降している場合は、どう考えればいいのでしょう(苦笑)?

 

 

とにかく、今の私にできることは、

 

  1. 落ち着く
  2. 子どもと一緒になって落ち込まない
  3. 冷静に原因を分析する
  4. 打開策を具体的に考える

 

かなと思います。

特に4は、「生徒会引退まで」と、「生徒会引退後期末テスト終了まで」の期間を、息子がパニックにならないようにタスクを整理し、やるべきことの優先順位を一緒に考えて、できないものは割りきるということをさせたいと思います。

 

 

とはいうものの、私も、

「とにかく気持ちを楽にしてやらないと。」

という思いと、

「いや、でも、受験における辛い時期というのは、精神的に鍛えられ成長している時なのだから、下手に手を出さず、自力で復活するのを見守るべきか……。」

という思いとの間で葛藤しています。

受験も大事ですが、受験を通して成長するということも大事だと思うので……。

 

 

とにかく、今より時間が取れるようにさえなれば、少なくとも今の焦りの大きな原因である、

「やろうとしていることが、時間が足りなくてできない。」

はクリアできるようになるわけなので。

 

やろうとしていること(各種模試の解き直しや、塾の宿題や、強化したい単元の復習など)をこなせるようになってくれば、「これだけやっている」という自信が生まれ、テストの結果にもいちいち振り回されずに、自分を信じて前に進めると思うのです。

 

 

いろいろ考えても、結局、「時間ができて、もっとできるようになったら……」に行きつくということは、頑張っているように見えても、単に量が不足しているということなのかもしれません。

 

  

 

今週は、学校の3者面談と、塾の保護者面談があります。そのどちらでも、息子の今の現状を相談して、先生方の、経験に基づくアドバイスをいただきたいと思います。

 

 

この伸び悩みの時期。

いつかは来るだろうと思っていましたが、実際に直面すると、どう抜け出していいやら……。焦らない、諦めない、落ち込まない、と、自分に言い聞かせるも、こうしてブログに書いているということは、結構オタオタしちゃっているということなんだろうな、私(苦笑)。

 

 息子には、

「失点部分は伸びしろ!だからまだこんなに伸びる余地があるとうことだよ!」

「実力テストは、いい点数を取ることより、苦手を発見して克服するために使うものだよ!」

 

と、励ましてみてはいますが、果たしてどれだけ悩める受験生の心に響いているのか、確証が持てません……。

 

 

そんな兄の横で、机にあごを乗せてダラダラとワークをやる娘。

あなたはマイペースだねえ(笑)。

でもそんな妹に少し癒されるよ、母は。

 

 

とにかく、突破口はもう何でもいいので(笑)、なんとか、早くこの「伸び悩み期」を抜け出したいです。

 

みんなこういう時期を通るのでしょうね。

街なかで高校生を見かけるたびに、

「あなたは受験期を乗り越えて高校生になったんだねえ、偉いねえ。」

と思うようになりました(笑)。

そして、受験生を支えた親御さんの存在を感じ、先を行く先輩ママンたちを、心から尊敬する私なのでした。

 

 

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