ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

文化的に生きる権利

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子どもたちの文化祭が終わってホッとしているところですが、時期を同じくして、私の習い事の作品展も、無事に終わりました。

 

台風やら選挙やら、予想できなかったことが起きて、客足は思ったほど伸びなかったようなのですが、それでも、雨のなか足を運んでくださった方が多くいらして、ありがたかったです。

 

作品展自体を予想せずに習い始めてしまった私は、作品を仕上げて出すだけで手一杯でしたが、初めてアート関係の作品展というものに参加してみて、いろいろなことが経験できました。

 

今回作品を出した皆さんは、ほとんどが主婦であり、母である方々でした。

3人のお子さんが巣立ってから始めた方から、まだ1歳にならない赤ちゃんのお母さんまで、その年齢層は様々でしたが、みなさんに共通していたのは、バイタリティです。

 

お子さんがすでに巣立っている方々は、お仕事もされているけれども、他にも何かやりたくて、とか、定年後のご主人と二人でずっと家にいるのが耐えられず(笑)、とかで、習い事を掛け持ちしたりするほど、パワフルな方々でした。

 

また、8ヵ月の赤ちゃんのお母さんは、子どももかわいいけれども、やはり自分だけの時間が持ちたくて、レッスンの時間だけご家族に協力してもらって習っているそうです(協力してくれるご家族も素敵ですよね)。

 

最近の私は、忙しいし疲れやすいしで、せっかくやってみたいと思って飛び込んだ習い事に、前向きな気持ちをあまり持てなくなっていました。

でも、作品展の準備や、当日のお仕事を通して他の教室の生徒さんたちともいろいろお話する中で、

「みなさん、文化を求めて、積極的に動いてらっしゃるのだなあ。」

と、しみじみ感じました。

どんなに忙しくても、最低限しなくてはならない日常のことのほかに、何か作ってみたい、習ってみたい、と思うのは、人の性なのでしょうか。

あるいは、忙しいからこそ、何か心や体にいいことを求めてしまうものなのか……。

習い事仲間とお喋りして笑うだけで元気になっちゃう、ということも大いにあると思いますが、それはそれでいいことですよね。

元気になれるなら、もはや何でもいい(笑)。

 

主婦とか母親の仕事というものは、とにかく日常を回す!という感じで、本を読む時間すらろくに取れない私の生活は、文化的な生活というものにはほど遠いです。

でも、ブログを通じて、考えをまとめたり、文章にしたり、少ない時間でも本を読もうとしたり、コメントを寄せて下さる方々とコメント欄で交流したり、と、これでも、以前に比べたらかなり文化的な生活になったほうなのです(笑)。

 

今回、思いがけず作品展なるものに参加することになって、とても大変でしたが、世の中には、自分の生活を豊かにするものを求めて行動に移している素敵なママンたちがたくさんいらっしゃるということに気づくことができました。

ご年配の方々でも、みなさん、とてもイキイキしていらして、

「こんなふうに年を取れたらいいな。」

「子どもが巣立ったら、こんな楽しみもあるのか。」

と、年を取ることが少し楽しみになったことも、嬉しい収穫でした。

 

 

社会科の公民の分野で少し前に子どもが習っていたのですが、

日本国憲法第25条には、

「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」

という文言がありますね。

 

自分が習ったときはたいして気にもとめなかったのですが、作品展の素敵ママン達を見て、

私たちには、「健康な」生活だけではなくて、「文化的な」生活が、権利として保障されているのだということに、改めて気づかされました。忘れていましたよ、文化的に生きていい、とされていることなんて(苦笑)。

 

正直なところ、いくら権利として保障されていても、文化どころではないドタバタぶりで毎日が過ぎていくのですが(苦笑)。

 

でも、日常に疲れて殺伐とした気持ちになったときにこそ、

「私には文化的に生きる権利がある。」

ということを思いだし、本の1ページでも繰ってみる、音楽の1節でも聴いてみる、そうやって、自分で自分の魂を救いたいと思います(実際には、そんな暇があったら1分でも寝たい!という時のほうが多いので、あくまで理想、なんですけどね)。

 

まずは、エネルギー枯渇ぎみの私がバイタリティにあふれるにはどうしたらいいのか、そこからです(笑)。

 

文化に触れればエネルギーが湧いてくるのか、それとも、エネルギーにあふれているから文化的な生活ができるのか…… 。

 

いまいちわからないけれど……頑張ってみます(笑)。