ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

規則と現状の狭間で問われる力

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明日から入院だというのに、今日は息子の今年度2回目の模試でした。

 

しかも、過去問は、過去最低の出来。

 

 

よって、最悪なコンディションで会場へ乗り込んだ息子……。

右手で最後まで受けきれるかな、という感じでしたが、そこはなんとかなりました。が、結果はどうなるか……。

 

 

同じ時間、私と娘は、模試を行う塾主催の受験セミナーへ。

時間を潰しながら、受験情報を得られるとあって、ありがたかったです。

 

 

もう少し自宅に近い会場で受けたこともあるのですが、そこでは同級生ばかりだったので、それ以降はアウェイ感を求めて(笑)、隣の市の大きな会場で受験するようにしています。

 

ただ、そうすると、模試が終わるまで時間をつぶすのが大変なんですよね。いったん帰宅するには遠くてかえって不便だし、かといってずっと会場付近にいるのも疲れる……。

 

ということで、午前中だけでしたが、受験セミナーをありがたく拝聴しました。

 

 

受験セミナーの内容は、このあたりの公立高校入試の最近の傾向と、夏から秋にかけての勉強方法について、でした。

 

入試情報は特に新しいことはありませんでしたが、勉強のしかたについてのお話は、とてもためになりました。

 

夏休みは、長時間机に向かう「学習体力」をつけること。

 

時間をかけて、因果関係を把握し、納得して覚えるという勉強をすること(基礎がなっていないところに入試レベルの演習をやみくもに重ねても、効果がでるどころかやる気を失ってしまう)。

このような覚え方は「長期記憶」となり、忘れない、とのことでした。

うちの息子は、覚えるのも早いが忘れるのもマッハスピード(笑)。その理由がわかった気がしました。丸暗記では短期記憶にしかならないのですぐ忘れる、ということなんですね。

 

記述式の答案作成力が問われる入試対策にもなるので、

「AがBであるのは、Cだから。」

という「だから」「ゆえに」「したがって」をつけて説明させる、つまり因果関係を説明させる癖をつけないと、〇を貰える答案は書けないということでした。

息子が今まさに苦しんでいるのが、まさにこの、記述式の答案作成力です。

 

息子に聞いたところによると、今日の模試でも、国語はもちろんのこと、数学でも証明などの書かせる問題が多かった、理科社会も然り、英語は英作文が増えていた、とのこと。思考力・判断力が問われているのですね。

手ごたえが無かったらしく、ものすごく不機嫌でした(苦笑)。

 

これからの演習で本当にできるようになるのか不安ですが、自分の苦手を自覚できたことを良しとして、進まなければなりません。

 

 

午後は、模試会場に近い図書館で娘に宿題をさせながら模試の終わるのを待っていたのですが、学習席が満席で、30分ほどうろうろしてやっと閲覧席に空席を発見。

他に閲覧待ちをしている人がいるようでもなかったので、そこに座って娘が勉強しはじめました。

すると、ご年配の、スタッフというか委託職員風の方がすぐさまいらして娘の教科書を指さし、

「これはこの図書館内の資料ですか?」

とおっしゃったので、

「いえ、学校の教科書ですが……。」

と言うと、

「こちらの席は学習席ではなくて閲覧席なので、学習席へ移動してください。」

とのこと。

「朝から学習席は満杯で、何回探しても空いていないんですけど……。」

と言うと、

「早い人は朝8時半から並んでいますので……。今は夏休みで混む時期ですし。」

と、有無を言わさず……。

丁寧な口調でしたが、「どけ」という趣旨は変わらないわけです。

 

閲覧目的で閲覧席が空くのを待っている人がいるという状況なら、

「すみません。」

とすぐにどきますが、そういうわけでもなく、私たちがどいた後も、その席は空いたままでした。

 

朝から並べば、5時間も6時間も席を占拠している学生や、涼みに来ただけで学習席で居眠り?(学習でも閲覧でもない)しているご年配の方々は許されるのでしょうか?

 

あと30分もすれば模試終了の時刻となって私たちはどきます、ということも言ってみたのですが、規則は規則ということで……。

 

スタッフさんは、「閲覧席」で「学習」している人をどかせるという、マニュアル通りのご自分の職務を果たしただけでしょう。「閲覧席」で「学習」している方が悪いと言われればそれまでです(学習と閲覧と、そんなに厳密なルールで区別されたという経験も初めてでしたが、私が今まで利用してきた他の図書館が緩かったのか、今日の図書館が厳しかっただけなのか……?)。

 

でも、混んでいる中、席を探す人たちを横目に見ながら半日以上も学習席を占領している人たちには何のお咎めもなく、やっと座って勉強し始めた子どもを追い出すような真似に、融通の利かなさ、あたたかみの無さを感じました。

 

学習席にも時間の上限を設けるとか、

「夏休みで混んでいますので、「閲覧席」で「閲覧」したい人が来たら移動していただけますか?」

と譲歩するとか、私ならそうするけどなあ……。

 

一般席という席もあったのですが、一般席には「小・中・高生は禁止」とか書いてあるわけです。

どうしてそんな規制がされているのかわかりませんが、だから図書館の外のラウンジに中学生があふれかえって騒いでいたわけか……(私たち母娘は、最初ラウンジに居たのですが、あまりに中学生がうるさいので図書室へ移動したという経緯でした)。

 

結果、その図書館は(朝から並んでいたと思われる)大学生とご年配の方々が席を占拠するという図式になっていました。

公共図書館って、朝から並んだ人にしか開かれていないのですか?と聞きたくなります。

 

その図書館のホームページも見てみましたが、利用者の声として

「学習席をもっと増やしてほしい。」

という意見が多数寄せられていました。図書館側は、

「図書館は学習するだけの場ではない。」

という回答を出していましたが、学習を禁じている場でもないのですし、みなさん困っている状況があるのだから、もっと利用者のニーズに応えてもいいのではないでしょうか。

 

規則と現状の狭間でどういう行動を取るか。

今日の図書館のような状況下では、スタッフは思考力・判断力を問われると思うのですが、子ども相手でもあったわけですし、悪気があったわけでもなかったので、公平でありつつも人間味を失わない対応が求められていたと思います。このような力は、受験生に試験で問うだけではなく、大人も身につけなければならない力だと思います。

というか、社会人、年長者にこそ身に着けていてもらいたい資質です。

 

 

自分はできるのか、と問われれば難しいのですがね(苦笑)。

 

でも、娘には、今日の図書館の一件でいろいろ考えたことは、いつか何かの時の小論文のネタにでもしてもらえればいいかな、と思います(笑)。

勉強していて褒められることはあっても、「どいてください。」

と暗に言われたことは初めての経験だったので、びっくりして、傷ついたようでした。他の、もっとひどいマナー違反はスルーされているのに(「閲覧」席で「学習」するのが悪いことなのだとしたら、自分もマナー違反をしてしまっていたことになり、それは注意されても仕方のないことだったという認識は持ちつつも)、注意しやすそうな人にだけ注意しているのではないか、という疑念を抱いたり……。

公共図書館の在り方、利用者のマナー(自分も含めて)、ルールの柔軟な適用について、などなど、いろいろと考えるきっかけになりました。

 

 

そんなこんなで、とにかく、今日は朝から消耗しました。

明日からの息子の手術入院を前に、こんなに消耗して大丈夫なのか、と、自分で自分が少し心配になってきました。

 

痩せないのが不思議(笑)!

 

 

次にブログを更新できるのは数日後(退院後)だと思いますが、そのときは、読後感のいい記事を書ければいいなと思っています(笑)。

 

では、明日から、頑張ってきます!