ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

職業観を育てる

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昨日の蓄熱暖房についての憂鬱はいまだ引きずったままですが、とりあえず、販売店には連絡がつき、業者に連絡を取ってくれるとのこと。まずは1歩踏み出したということで、気をまぎらわせていきたいと思います(苦笑)。

 

このごろ、息子の機嫌が本当に悪いので、進路の話をしようにも、なかなかうまくいきません。でも、昨日、少しだけ機嫌がマシな時間帯があったので、そのときに、学校から渡されている進路指導の冊子を見ながら、

「この中にやってみたい職業はある?」

と、聞いてみました。すると、

「うーん……ないかな……。」

と言うので、

「じゃあ、どんなことならやってみたいと思うの?」

と聞くと、

「休みがちゃんと取れて、そこそこ稼げる仕事。」

と、答えました。

 

 

……ああ、そこからなのね……(涙)。

そんな甘っちょろいことを、まだ本気で言っているのね……。

 

 

ガックリきたものの、できるだけ穏やかに言うよう努力しながら、言いました。

「休みはともかく、仕事で得られるお金というのは、あなたがあなたのできることや得意なことで人の役にたったとき、その報酬として発生するものなんだよ。だから、どれくらい稼げるかということは、あなたがどれくらい人の役にたてるか、ということなんだよ。」

「お金を稼ぐことを第1に考えていると、その仕事はたぶんあまりうまくいかないと思うよ。自分は何をして社会に貢献しようかって考えた方がうまくいくし、結果的にお金もついてくると思うよ。」

と。

 

すると、息子はしばらく考えていましたが、

 

 

「……ますますわかんなくなった……。」

 

と(苦笑)。

 

軽く目眩を覚えつつ、この機会を逃してはならないという気持ちだけで自分を支え、

 

「じゃ、じゃあ、得意なことから考えてみたら?あなたは何が得意?」

 

「……理数科目かな……得意っていうか、好きっていうか……。」

 

「なるほど。じゃあ、その理数科目を活かした進学先を考えてみようか。そしてその高校なり大学なりの先に、どんな就職先があるか調べてみよう。まだ職業までは絞れなくてもかまわないけど、理系の先にどんな仕事があるか知るだけでもいいよね。文系でも、数学ができないといけない経済学部とか商学部っていう進路もあると思うよ。」

 

 

ここまで言って、私の気力は途切れました(笑)。ゼイゼイしちゃって……。

進路を話し合うって、なんてエネルギーの要ることなんでしょう。

 

息子も、普段考えてないことを考えたので頭から煙が出そうな感じになり、もれなくその後は不機嫌モードに。自分の部屋にこもってしまいましたが、不機嫌で閉じこもっている間に、自分なりにいろいろ考えたりしていると信じて、あとは放っておきました。

 

次に進路問題を話し合えるチャンスはいつやって来るでしょう……。いつになるかわかりませんが、こちらの話を聞く耳持っている時を狙っていきたいと思います(笑)。

 

 

自分が15歳(中3)のとき、ぼんやりと将来を描きはしたものの、それまでの自分の人生で見聞きしたことのある職業からしか選べないわけですから、狭い世界で、上っ面を撫でただけのような職業知識だけで将来なりたい職業を決め、その職業から逆算して高校や大学を決めたわけです。でも、大人になるにつれ、もっといろいろな職業が見えてきて、

「私がやりたいのはこの職業ではなかった。」

と悩んだとき、親から

「あなたが自分で決めたことだったでしょ。」

と言われて、辛かったです。

15年やそこらの人生経験から一生の職を決めるなんて、できなくて当然だし、決めていても、変わることだってじゅうぶんにあり得ます。

 

私は、自分の子どもがそういう状況になったら、

「あなたが自分でこれをやりたいと言ったんだ。」

と責めないでやりたいと思います。

「目標が変わることだってあるよね。それで、これからどうする?」

と言って、そのとき必要とされるなら、現実的な策を練る手助けをしてやりたいと思います。

 

私が今、親としては子どもにしてやれることは、さまざまな選択肢を提示してやることと、を正しい職業観(プライオリティの最上位にくるのは、「お金を稼ぐ」とか「休みが欲しい」とかではなく、「何をして人の役にたつか」であってほしいということ)を育てることではないかと思っています。

 

 

それにしても、半歩進んでは長く停滞、というリズムでしか進まない進路の話し合い……。思春期男子とまともに話し合うことの難しさ……。

毎日が修行です(苦笑)。