ママンの書斎から

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浅田真央選手のすがすがしい引退

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フィギュアスケートの浅田真央選手の引退会見を観ました。

 

とっても晴れやかで、すがすがしい笑顔でしたね。最後に見せた涙も、美しかった。

 

こういう表情で何かを終えることって、なかなかできないなと思いました。

 

華やかな面ばかりが取り上げられがちですが、その背景には、辛いことがたくさんあったはずです。アスリートですからね。自分との戦い、バッシングとの戦い……。競技人生の中でお母様を亡くされ、お姉さんとの確執も一時期あったということで、私のようないちファンからは想像もつかない困難を乗り越えてこられたんだろうなと思います。

 

結果がなかなか出ないときには、正直、

「まおちゃん、もういいよ。じゅうぶん頑張ったよ。」

などと感じてしまっていた私ですが、彼女はきっと、私のような凡人には想像もつかないような、すごい高みを目指していたんだと思います。

 

ソチオリンピックのフリーでは、もうメダルに届かないことがわかっていながら、素晴らしい演技をされましたよね。世界中が絶賛したあの演技は、神がかっていました。

トリプルのジャンプを何本決めたとかそういうことを超えて、彼女の背負ってきたものが見えてくるような演技でした。

 

 

世界で戦ってきた浅田真央選手とは比べることはできませんが、私も、自分の学生時代の部活の経験から、本番の舞台で最高のパフォーマンスをするのが、どれほど難しいかということはわかります。

そして、その「最高の本番」にたどり着くためには、「もうこれ以上できない」というほどの練習が必要だということも。

 

毎日、時に苦しみでしかない練習を積み重ねるのは、大変なことです。だから、本番を終えたとき、

「やりきった!」

という気持ちに自分がなれるかどうか。そう思って終わりたい、という気持ちだけで、苦しい練習の日々を乗り越えたものです。

「まだやれた……。」

と、後悔するくらいのゆるい練習では、すがすがしい最後にはならないんですよね。

 

 

引退会見で、浅田真央選手は

「自分で決めたことはやり遂げる。」

というポリシーを持っていて、それはお母様の教えであったとおっしゃっていました。

「お母さんとケンカした。」

というエピソードを話されていたこともあったと記憶していますが、今は感謝があるのですね。

 

オリンピックの金メダルは叶わなかったけれども、最後にスケートに感謝して、恩返しがしたいという気持ちで引退できたことについては、お母様も喜ばれているのではないかと思います。

 

母親の影響って大きいんだなあ、と改めて感じました。

 

今、うちの子どもたちもそれぞれ取り組んでいることがあります。浅田真央選手のような素晴らしい実績を残せるほどではありませんが、引退するときには、まおちゃんのように、

「やりきった!」

という気持ちで、晴れ晴れとした気持ちですがすがしく終わってほしい。そういう経験であってほしいと願います。

 

そのためには、今がどんなにハードでも、母も一緒に頑張らなくてはならないんだなあ(苦笑)。

 

そして何より、浅田真央選手の素晴らしいと思うところは、悪態をつかないところ(笑)。

嫌なこともたくさんあると思うのに、インタビューには誠実にこたえ、いつも謙虚。だれかのせいにしたり、悪く言ったりしているのを見たことがありません。

彼女が愛されるのは、スケートの素晴らしさもさることながら、こういう心根の美しさなんでしょうね。

トップアスリートとして、お手本になる資質をお持ちだと思います。

彼女には、これからもみんなに愛されて活躍してもらいたいです。

 

私も悪態はつかないようにしよう。……なるべく……(苦笑)。