ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

『受験は母親が9割』(佐藤亮子)

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昨日・4月1日(土)は、新年度の始まりでしたね。

うちの息子は、いよいよもって受験生です。

 

でも昨日は、娘の中学校への電車通学の練習をしていたので、息子のことには時間を割けませんでした(電車に乗っている時間より、自宅から駅までと、駅から学校までの徒歩区間のほうが長く、普段から運動不足の私は娘よりもクタクタに疲れ、午後は動けなくなりました)。

 

夜寝る前になってようやく、本を1冊読みました。受験生の母としてのモチベーションをあげるべく、前から買っておいた、『受験は母親が9割』(佐藤亮子)です。

 

受験は母親が9割 灘→東大理?に3兄弟が合格!

受験は母親が9割 灘→東大理?に3兄弟が合格!

 

 

過去記事でも紹介した、東大理Ⅲに3兄弟を入れた佐藤ママの著書です。

 

www.mamannoshosai.com

 

 この度、3兄弟の妹さんも東大理Ⅲに合格したそうですから、4人のお子さんすべてを東大理Ⅲに入れたということですね。

 

世間の反応の中には、

「ご主人が弁護士で年収が高いから、こんなにお金をかけられるんだ。庶民には無理。」

「公文から浜学園、鉄緑会まで入れているんだから、母親の力ではなく塾の力なのでは?」

「お手伝いもさせないし、スケジュールまでお母さんが管理するというのは、子どもの自立を妨げるのではないか?」

「働いているので佐藤ママほど子どもの勉強に時間をかけられないから参考にならない。」

などなど、否定的なご意見もあるようです。

 

でも、今回のこの本に掲載されている、お子さんたちやご主人のコメントを読む限り、「教育ママに無理矢理勉強させられた悲壮感」のようなものは感じられません。

むしろ、

「母と歩んだ勉強の時間は楽しかったし、感謝している。」

「妻の情熱を尊敬する。」

という、好意的な感想を寄せていらっしゃいます。

 

世の中のすべての家庭に通用するやり方ではないでしょうが、参考にしたり、自分の家庭に取り入れたりできる工夫はたくさんあると思いました。

 

例えば、子どもたちを学校へ送り出したあと、問題集をコピーしてノートに貼っておくなどの

「勉強の事前準備をやっておいてあげる」

ことなどは、主婦のカレー作りを例に挙げて説明していらっしゃいます。

 

今日はカレーを作ろうと思っているとき、流しにたまったら洗い物だけでも済んでいたり、ジャガイモの土を落としておいてもらったりするだけで、嬉しいし、とりかかりやすくなる。

 

というような説明でしたが、なるほど、そうだなと思いました。

私自身も、カレーを作ろうと思っていても、材料を買ってきて洗っておく、米はといでセットしてある、などの事前準備が整っているだけで、面倒に思う気持ちが薄れ、

「さあ、やろう!」

という気持ちになります。

 

最終的には全部自分でやってほしいですが、見ていてかわいそうになるほど忙しいうちの息子などには、有効なヘルプだと思います。

 

今年度から娘も中学生になりますので、私も仕事と家事をしながら、中学生2人分のコピーやら切り貼りやらを手伝いきれるか不安ではありますが、息子はやり方を覚えつつありますし、娘は女子なので、息子よりは自分のことは自分でできるでしょう。そこに期待して、なんとかやりたいと思います。

 

受験は、子どもひとりが孤独に頑張るものではない

 

とありました。

確かに

「勉強しなさい」

と子どもに言うだけで、親が隣でゲームに没頭するなどは、良くないですよね。親や他の兄弟も一緒にテレビを我慢したりすることも必要になってくると思います。

子どもの勉強のすべてを親が理解する必要はないけれども、共に考え共に歩むことが大切なのでしょう。

 

 

「東大理Ⅲの学生たちは、入るまでの学力は最高峰だけれども、人間性が育っていなかったりして、そういう人間が医者になることはいかがなものか。」

と、警鐘を鳴らす考えもあります。

 

私も、子どもを育てて来るなかで、

「医学より人間学を勉強するほうが先じゃなかったの?」

というお医者様に遭遇したことも少なくありませんので、確かにお医者様には人間的な心も持っていてほしいと思っています。

 

だからこそ、追跡調査をしてほしいと思います。

佐藤ママのお子さんたちや、東大理Ⅲの学生が、その後どういう進路を選び、幸せになるかどうかを。お医者様になられた場合は、どんなお医者様になられているか(笑)。

 

 

佐藤ママのやり方には賛否両論あるでしょうが、4人のお子さんに平等に時間とお金をかけ、送り迎えなども4人分こなし、勉強のサポートをずっと続けたその情熱というか深い愛情は尊敬できると思います。

私は2人分でもアップアップしているからです。送迎で疲れるなんて言っている場合ではないですね(苦笑)。

 

佐藤ママを少しでも見習って、子どもに孤独な受験期を過ごさせないよう、私も精一杯寄り添って行きたいと思わせてくれる本でした。