ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

『グランチェスター』と『ハッピー・バレー』から、「かっこよさ」を考える

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この俳優さん、最近よく見るけど、売り出し中なのかな~と思っていたのが、イギリス人俳優のジェームズ・ノートンさんです。

 

調べてみると、そのイケメンぶりで大人気なのだとか。しかもケンブリッジ大学を卒業してらっしゃる。神学を学ばれたそうです。

かっこよくて頭もいいっていう人、日本の芸能界でも最近たくさんいるなあと思うのですが、このジェームズ・ノートンさんも、天が二物も三物も与えちゃった系の人なんですね。

 

私は、どんなにかっこよくても、「てにをは」がおかしかったり、言葉のチョイスがおかしかったりする人にはがっかりしてしまうのですが(苦笑)、例えば、嵐の櫻井くんや、NEWSの小山くんなど、キャスターもできて喋りも淀みない人は、賢いんだろうな~と感じ、「参りました」となってしまいます(笑)。

そして、彼らは賢いけれども、謙虚な印象を受けます。人にものを教えようとしない。自分はできるけど、人にわざわざ指南しない。そういう人柄が「かっこいい」んですよね。

 

できない人ほど他人に講釈を垂れて、ひんしゅくを買う、そしてそれに本人が気づいてないっていうこと、往々にしてあると思います。

「なぜ、そんなことをあなたに指南されなきゃいけないんですか?」っていう(苦笑)。やたら他人にものを教えたがる人は、自分よりそのことに詳しい人がいるということに思いが至っていない……。そういうのって、かっこわるいと言うか、痛々しくて見ていられない……。

 

 話がちょっと逸れましたね(笑)。

 

 

ジェームズ・ノートンさんは、トルストイ原作のBBCのドラマ『戦争と平和』に、青年将校役で出演していらっしゃるのをチラッと観たことがあるのですが、そのときはあまり気に止めませんでした。

 

でも、『グランチェスター』を観たとき、

「あれ?この人、みたことあるな。」

と思ったんです。でも、どの作品で観たか、すぐには思い出せませんでした。牧師さんであり探偵のようなこともしてしまう、善良な青年の役でした(牧師なのにお酒を飲んだりはしますが、人間くさい、という範疇かと……)。

 

MASTERPIECE MYSTERY: GRANTCHESTER

MASTERPIECE MYSTERY: GRANTCHESTER

 

 

そのあと、『ハッピー・バレー 』を観たのですが、「ハッピー・バレー」なのに全然ハッピーじゃない、救いのないような生活をしている、中年女性警官の話なんです(苦笑)。そして、主人公の女性警官の宿敵のサイコパスを演じているのが、ジェームズ・ノートンさんなのです。この役の、まあ~悪いこと!ほんとに怖いです。

 

 ちなみに、この主人公の女性警官、年齢的にも職業的にも性格的にも、いわゆる「女子力」からは乖離しています。でもそれがかっこいい。

「モテ」だとか、「女性として愛されたい」だとか、そんな甘っちょろい生き方をしていないところが、主人公としてとても惹きつけられます。母親として、職業人として生きている。間違っても、美魔女を目指してなんかいない(笑)。いや、彼女も時々「女」の部分が顔を出す時もありますが、それも後で自分で後悔していますしね。私くらいの年齢になると、そして母親になると、女子力云々より、人としてちゃんと生きているかのほうが大事だし、そういう人が主人公の作品を観たいですね。

 

話をジェームズ・ノートンさんに戻しますが、『グランチェスター』で見せた善良さと、『ハッピー・バレー』での悪さ。ここまで対極的な人物を、こんなにちゃんと演じ分けられる才能に驚きました。

「えー!同じ人がやってるの?!」

という驚きです。

しかも、この2作品は、同時期に撮影されているそうなんです。

同じ時期に、牧師とサイコパスを演じ分けるって、すごい才能ですが、そういう時期はどういう生活になるんでしょう?

対極的な役柄をきっちりと演じ分けて、そしてプライベートに戻ったときには素の自分を取り戻せるものなのでしょうか?

役者さんて、すごいですね~。

 

甘いマスクと、賢さと、才能。

全部持ってるなんて、ずるいですね(笑)。

 

プライベートのお人柄まではわかりませんが、この上、謙虚さも持ち合わせていたりなんかしたら、完全に

「参りました!」

ですね(笑)。

 

ジェームズ・ノートンさんに興味を持ったところから入りましたが、人としての「かっこよさ」について考えることになり、『ハッピー・バレー』の主人公女性警官からは女性の生き方についても考えさせられ、思いがけず字数が多くなりました(笑)。