ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

4歳児に「咀嚼して」はないでしょう(笑)

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昨日の夜、焼き魚を食べていて思い出したこと。

 

娘が4歳のころ、夕飯に焼鮭を食べていた時のことです。いつもは上手に食べられるのに、その日は、鮭の骨が喉に刺さってしまいました。

「お口、アーンして。」

と言って、見てみると、確かに、チャキッと小骨が刺さっています。

何かの拍子にポロリと抜けてくれないかな、と思いましたが、ご飯を丸飲みは間違った方法だと何かで見たばかりでしたし、水を飲んでも取れません。そのうち、よけい深く食い込んでしまったらどうしようかと、だんだん焦ってきました。

娘も、チクチク痛むのと、不安とで、ずっと泣いています。

 

骨は見えていたので、ピンセットで取ろうかと試みましたが、

「怖い怖い」

と泣きじゃくる娘が抵抗して暴れるので、どうにもならず……。

 

土曜日の夜だったので、しかたなく救急へ行きました。すると、思いのほか空いていて、しかも耳鼻咽喉科の先生がいらっしゃるとのこと。

「運がよかった!」

と思いました。

そして、診察。

 

耳鼻咽喉科の先生は、まだお若い男の先生でしたが、すばやく骨をピッと取ってくださり、

「さすが、若くても大きな病院のお医者様、いい腕をお持ちなのね。」

と感謝の気持ちでいっぱいに。

 

ところが、そのとき、お医者様は言いました。

 

「こういうことがありますから、お子さまにはちゃんと咀嚼してからあげてください。」

 

 

……はい?

 

「ちゃんと咀嚼するように教えてあげてください。」

 

っていう意味?

 

 

診察室を出てから、夫に聞いてみました。

 

「ねえねえ、さっき、先生、咀嚼してあげてくださいって言った?」

 

すると、夫も、

 

「言った……。親がモグモグ、アニアニしてから子どもに食わせろっていうことか?」

 

と言うので、

 

「そう聞こえたよねえ。咀嚼の仕方を子どもに教えてあげてっていう意味ではなかったよねえ?現に普通に食べてるしね。」

 

と、私。

 

夫と2人で、お医者様との会話を何度も反芻してみましたが、やっぱりそのお医者様は、

 

「きちんと咀嚼したものを与えてください。」

 

という意味のことを言った、という結論になりました。

 

4歳児はおろか、乳児にだって、親が自分の口に入れたスプーンさえ、虫歯菌移行のリスクから厳禁とされていることを、その若いお医者様は知らなかったのでしょうか……?

祖父母世代が現代の子育ての常識を知らずに、昔風にやってしまうとかなら、まだわかるのです(やってほしくはない)が、若い、しかもお医者様から、そんな言葉を聞くとは!

 

もしかしたら、子育ての経験がなく、4歳児ともなれば、もう離乳食のようなドロドロした食事はとっくに卒業し、固形物を自分の力で咀嚼して食べている、ということが、感覚としてわからなかったのかもしれません。

 

いくらお医者様でも、専門外のことは知らないこともあるのでしょう。

とは言え、ここまで知らないものなのか、と驚いた出来事でした。

 

まあ、何の仕事でも、駆け出しのころはあるものですし、若い頃の失敗や無知は、だれにでもあるものです。

私も子どもを産むまで知らなかったことが、たくさんあります。

虫歯菌のリスクもそうだし、幼児がこんなに病気ばっかりするものだということもだし、病院に行っても診断がつかないこともあるということ(例えば突発性発疹は、熱が下がってから発疹が出れば突発性発疹だけども、発疹が出なかったら風邪でしょう、というように、熱の出始めでは断定できないということ)も、知りませんでした。

 

だから、先述の若いお医者様を責めるつもりはないのです(笑)。

ただ、

「土曜の夜に、子どもの喉に焼き魚の骨が刺さりました、なんていうくだらないことで救急にやってくるようなヘマをやらかした親に、何か一言、医者として言ってやらなくては!」

などど、もしかしたら思ったのかなあ、なんて思いまして……。

 

 

子育てしていると、いろんなことがありますね。