ママンの書斎から

アラフォーママンの考えごとや読書記録

記述問題の答え方

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子どもたちの学校の教材を見ていると、最近、目だって記述式の問題が増えてきたように思います。私が子どもの頃は、記述があるのは国語だけ、というような認識でしたが、今は、特に社会科や理科でも記述問題が増えてきました。全体的に、暗記だけではなく、

「覚えた知識を活用して、論理立てて説明する」

というような、思考力、表現力が問われるようになってきたということでしょうか。

 

うちの息子は国語嫌いで、記述でも、なかなか満点は取れません。正答にかすってはいるのですが、足りなかったり書きすぎたりして部分点、という感じです。

そこで、以前教育関係に携わっていた経験から、記述問題の〇になる答え方を考えてみました。

 

国語に関して言えば、記述式の問われ方は、だいたい、以下のように大きく分けられると思います。

 

1.「本文からそのまま抜き出しなさい」型

2.「最初と最後の5字を書きなさい」型

3.「本文中の言葉を用いて、自分の言葉で(考えて)書きなさい」型

4.「(段落設定や内容、字数などの)すべての条件を満たして、あなたの考えを書きなさい」型

 

まず、どのタイプの問題でも、「登場人物の気持ち」や「筆者の考え」を問われているのか、「自分の考え」を問われているのかをはっきりと区別して考えましょう。この2つは似て非なるものですが、主観と客観をまぜこぜに考えてしまう子は、その区別をつけることが苦手だと思います。

息子の教科書を見ると、

「事実と意見を見極める」

などの観点があげられていますが、これは、客観と主観に言い換えられますね。要は、本文から読み取れること(客観)を問われているときは、自分の考えや感じ方(主観)を書いてはならないということです。

 

また、自分の考え(主観)を問われているときでも、あくまで本文を読んでの考えなので、本文中の言葉を用いて説明したりと、何らかの形で本文と関わっていることが大前提です。あまりにも本文と関係ない自分の主張を述べても、本文から逸脱しているということで受験国語では❌になるでしょう。

 

では、1と2を見てみましょう。

いわゆる「抜き出し」問題です。

つまり、本文中に答えがあるということ。

自分の主観は一切挟んではならないということです。

1について、これは正解が短い部分であるときの問われ方といえます。字数指定で

「ここしかない!」

というところを限定していますので、本文をくまなく探します。同じような内容を述べている箇所がいくつかあったとしても、字数で1箇所に限定されます。

2に関しては、正解が少し長めになるので、「1文を抜き出して最初と最後の5字を書きなさい」となっているわけです。

このとき気を付けなければならないのは、「抜き出し」なので、本文を勝手に改ざんしてはならないということです。漢字で書いてあるのに勝手にひらがなにしたり、勝手に言葉を変えたりしたら減点あるいは❌になります。

また、2に関しては、主に最後の5字の部分で、句読点を含むか含まないかによっても正答が変わってしまいますので、問題文をよく読む必要があります。

 

3は、「考えて書け」と指示されていますが、内容的にはおそらく本文の内容を具体的に書き換えたり、あるいは、本文中の具体的な例を、一般化した形に説明しなおさせる、ということで、本文から逸脱してはならない設問です。

本文中にある言葉を用いて、指定字数の8割は書くようにし、「~だから。」「~ということ。」「~という気持ち。」などの、答え方が問題文にきちんと対応しているかにも気を配ります。解答を作ったら、一度、問題文に自分の解答を当てはめて読んでみましょう。すらすらと意味が通ったら、まず正解です。問題文に解答を当てはめたとき、日本語がおかしい、意味が通じないというときは、答えた内容か答え方(文末のまとめ方)がおかしい、ということです。

 

4は、最近増えてきた短作文です。記述式の問題は長くても30字程度なのに対して、この問題は、段落を構成して70字~100字という長さのことが多いです。

「あなたの考え」を問われていますが、あくまでも本文の内容を踏まえたうえでの自分の考えということなので、本文の内容を要約して述べ、さらに自分の考えを書くという高度なことが要求されています。

 

いずれにしても、何を問われているのか、正しく認識するところからのスタートです。「本文から読み取れること」

だけを書く問いなのか、それとも、

「本文の内容を踏まえて自分の考えを書くのか」、

その見極めが大切です。

 

そして、いきなり解答欄に書き始めるのではなく、思い付いたら余白等にちょっと書いてみて、問題文に照らして、字数や答え方、内容ともにOKだと思ったら、初めて解答欄に書いていきます。記述が苦手な子は、何度も消しゴムで消して解答欄がグチャグチャになってくると、それだけで考える気持ちが半減して、もう少しというところであきらめて、適当に解答を作りがちです。これではもったいないので、詰めが甘い解答を作らないためにも、何度も何度も消さなくていいように推敲してから書く癖をつけるといいですね。

 

偉そうにあれこれと書いてしまいましたが、うちの子どももできません!

彼は今部活などでとても忙しいので、じっくりと国語の問題に向き合う時間が取れません。ですから、毎日の会話がトレーニングです。

 

時系列でながながしゃべってしまう息子に、

「で、要点は?」

「一言で言うと何の話?」

と、一言で話をまとめることを要求したり、

「今の話の主語は誰なの?」

「それは、あなたが思ったことなの?それとも〇〇君が思ったことなの?」

と聞いたりして、嫌な顔をされます(苦笑)。

「今の話のキーワードは何と何?」

と、お笑い芸人さんの面白いトークなどの、どことどこが面白いポイントなのかを説明してもらったり、

「今日部活のコーチから言われたことを箇条書きで教えて。」

などと、ピンポイントで核心を述べられるように、ママンもあれこれと試行錯誤中なのです(笑)。

 

国語の成績は一朝一夕に上がるものではないですが、日々の会話で言語感覚が磨かれていくことは確かです。

 

何を聞かれているのか。

何を答えればいいのか。

 

これは、机に向かわなくても、日々の会話で訓練できることですね。

 

ママンは、みなとても忙しいですから、子どものすべての勉強を見てやることは至難の技ですが(私もできてません💦)、我が子が今日は何を勉強したのか、何ができて何ができていないのか、そのへんの把握だけはしておきたいものだなあと思う今日この頃です。